共産党・共産主義・共産主義者は何故アカなのか…?
共産党・共産主義者・共産主義・コミンテルン(国際共産党)などは「アカ」「赤」と表現されますが、何故「赤」なのか語源について書いてみようと思います。
フランスでは「赤旗」は、本来は戒厳を示す旗でした。18世紀のフランスにおいて、革命派内部の急進派をラファイエットが軍を率いて弾圧した事件がありました。
フランス 【ラファイエット侯爵】
この事件に対する抗議として、戒厳令旗であった「赤旗を革命旗」として採用したことが始まりと言われています。
この後、フランス革命時の事件以降も「赤旗」は社会主義・共産主義団体や社会主義国家などが団体旗や国旗に採用するようになり「赤旗」は革命を象徴する旗とされるようになりました。
労働組合では資本家・労働者階級間の階級闘争の象徴とされ、国際主義などから全人類の血の色を表現するもの「赤」とされました。
上記を踏まえロシアでは火の色の「赤」は正義の色とされ、軍を「赤軍」と呼称するようになり「赤」は共産主義国・共産主義などの象徴となりました。
最後に余談ですが、フランス革命について詳しく知りたい方、勉強されたい方は漫画の「ベルサイユの薔薇」を読み漁ると詳しくなれるようで、少女漫画好きの方達にお薦めの方法ですw